網代とは、檜などの植物を、細く薄く加工した物を材料として縦横交互に編んだ物の総称で、 敷物のような平面的な物や、籠や笠のような立体的な物がそれにあたります。
網代文様は、桧垣文様や三崩し文様とも呼ばれ、檜垣は、古来より文様化され、
着物や調度品などの意匠に用いられ、すでに平安時代の装束にもみることができます。
また、江戸時代に上演された能の装束には、
この檜垣の文様があらわされています。
檜は、昔から高価なものとしても知られていて、
檜の板を張った舞台は檜舞台といわれています。
能楽や歌舞伎など、幕府公認の劇場だけだったようで、
その舞台に立つことは、俳優たちにとって一流として認められたということを
意味していました。
そこから、「檜舞台に立つ」という言葉がつくられたそうです。
当方の受け止め方で網代は、一流の証と意味する柄なのでしょう。
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